N4 の勉強がある程度すすむと、「文法も語彙もひととおりやったけれど、本番の形で解いたことがない」 という状態になります。単語帳とドリルはあっても、98 問を通しで、時間をはかって解ける教材は なかなか見つかりません。
そこで、本番と同じ形式の模擬試験を 1 セットぶん作りました。印刷して、時計を置いて、 そのまま解けます。

入っているもの
全 45 ページ + 聴解の音源 36 本です。
| 言語知識(文字・語彙) | 25分・35問 |
| 言語知識(文法)・読解 | 55分・35問 |
| 聴解 | 35分・28問 |
| 解答用紙 | マークシート形式。コピーして何度でも |
| 採点表 | 区分別。本番と同じ二段構えで合否を見ます |
| 解答・解説 | 全 98 問。日本語と英語の両方 |
大問の数と小問の数、試験時間は、現行の N4 に合わせてあります (N4 の試験時間は 2020 年 12 月に改定されています。そちらの数字です)。
3 つ、こだわったところ
1. 採点が「区分別」
合計点だけ出しても、本番の合否は分かりません。N4 は ①言語知識・読解 ②聴解 の区分ごとに基準点があり、どちらかが足りないと不合格という形です。
採点表は、その二段構えのまま作ってあります。「合計は届いたのに聴解が足りない」という、 いちばん起きやすい落ち方がその場で見えます。
素点から区分点への換算は、公式には公開されていません。採点表の目安は推定値です。 合否の判定そのものではなく、弱いところを見つけるための道具として使ってください。
2. 聴解は音源つき(36 本)
聴解は音が無いと練習になりません。大問まるごと 4 本/1 問ずつ 28 本/「れい」4 本を 用意しました。
通しで解くときは大問まるごとを、答え合わせのあとに聞き直すときは 1 問ずつを使うと早いです。 答えを書く時間(間)も音声に入れてあるので、止めずに最後まで流してください。 一時停止しながら聞くと、本番の時間の感覚がつかめません。
発話表現(もんだい3)は、誌面にイラストが入ります。音声だけでは解けない大問なので、 本番と同じように絵を見ながら答えられます。
3. 解説は「なぜ他の 3 つが違うか」
正解の理由だけ書いても、次に同じ間違いをします。選ばなかった 3 つが、なぜここでは 使えないのかまで書きました。日本語のあとに英語を並べてあるので、 日本語の説明が難しければ英語で確かめられます。
使い方
- 通しで解く。科目ごとに時間をはかって、途中で解答を見ない
- 解答用紙に書く。冊子に直接書くと、2回目が解けません(コピーして使ってください)
- 採点表で区分別に出す。合計ではなく、区分ごとに見る
- まちがえた問題だけ、1 問ずつの音源と解説で戻る
過去問は 1 問も使っていません
形式と難度だけを本番に合わせた、すべて書き下ろしの問題です。過去問の転載はありません。
語彙・漢字・文法の範囲は Tanos.co.uk の JLPT Resources (Creative Commons 表示 / CC BY)を母集団として使い、その範囲内の語だけで作問しています。 問題文・選択肢・解説・音声は、すべて合同会社あおぐみの新規制作です。
なお JLPT は 2010 年の改定で出題範囲を公開していません。上の範囲は公式のものではなく、 作る側の縛りとして使っているものです。
これから
セット 2 以降も同じ形で作っています。まずは 1 セット、時間をはかって解いてみてください。 「思ったより時間が足りない」のか「聴解だけ落ちる」のか、自分がどこで落ちるかが はっきりします。そこが分かれば、残りの勉強は速くなります。
